2010年10月31日日曜日

柿の収穫、始まる

今日は台風一過の青空!とはいかず、ド曇天。

柿の収穫が始まりました。

こちらは、柿畑。斜面に数十本の柿が植わっています。↓

 柿畑からの風景。やはり柿が見えます。↓

脚立に登って柿をもいで、どんどん下に落とします。
理想をいえば、もいだ柿をビクに入れたいところですが、
収穫にかかる時間(=コスト)を考えると、どんどん獲ってどんどん干し柿にしないと、稼ぎが少ない、ということのようです。
実際のところ、高いところの柿、枝が入り組んだところの柿、など、いちいちビクに入れるのは著しく非効率的だと思いました。
時には落とした柿が既に落ちた柿に当たって柿が割れてしまうこともありますが、やむを得ない犠牲です。
 収穫した柿は一時的に冷蔵保存した後、干し柿に加工されます。

2010年10月29日金曜日

最優秀賞(県知事賞)獲得!

ゆず姫生産組合さんの、「山の実の天使の滴」が、
去る26日に開催された「第20回信州味のコンクール」において、
お菓子部門25品の中から、最優秀賞(県知事賞)をいただきました!

僕のデザインも、一役買えたかな?
まあ、もちろんメインは味が評価されてのことだと思います。

こうなると、いよいよ都市部のデパートとかにも、並んじゃう、かも?わかんないけど。
ちなみに、数年前の同じコンテストで優秀賞に輝いた「柚子チョコ」(←これもゆず姫生産組合さん)は、ヒット商品で、デパートでも売っているような話を聞いたことがあります。

嬉しいことです。

2010年10月28日木曜日

和郷園、木内氏の講演会、マリックのトリック

27日は、東京にて、
和郷園 代表理事、 木内博一氏の講演会に参加しました。
話はとても興味深いものでした。
なかでも、農業の面で、「鎖国ではなく開国を」という話は新鮮でした。
僕自身あまり詳しくありませんが、世論の流れとしては、安い外国産の農産物の輸入を自由化すると、日本の農産品は太刀打ちできないから、保護が必要、という考え方が主流ではないかと思いますが、
木内氏の主張は、日本の農業はレベルが高いから、海外に打って出て勝てる、という論旨でした。単に農産物を輸出する、ということだけにとどまらず、日本の生産技術や食文化そのものを海外に売り込もう、という感じみたいでした。
まあ、和郷園なら勝てるかもしれないけど、地方の中山間地の農業では、そこまでの馬力は、、、とも思いますが、そのほかにも色々、説得力のあるお話をきくことができました。

さて、久しぶりに山手線に乗りました。
ご存知の通り、電車のドアの上部にはモニターがあって、コマーシャルや天気予報などを流しているんですが、
なんかのCMで、Mr.マリックが登場しました。
「あなたの心は読まれている」みたいなコメントが最初に画面にでます。
そして、マリックが5枚のトランプカードをこちらに見せます。
その5枚は数もマークもバラバラです。
マリック:「この中からカードを1枚選んで、それを記憶してください。」
土屋:クラブの5を選び、記憶しました。

マリックが、5枚のカードを手に持ち、その中から1枚を抜きとります。
そして、残りの4枚を再びオープンすると、僕が選んだクラブの5が、マリックの手元から消えていたのです。。。

「心が読まれた!」 「マリックすげぇ」と思いました。

しばらくあっけにとられていました。
よく考えたらトリックは、(多分)分かりましたが、危うくマリックに弟子入りするところでした。

上のトリック、分かりましたか?

2010年10月25日月曜日

トンボ、オケラ

今日は暑くなりました。
トンボが盛んに産卵していました。
赤赤のペアと、赤黄のペアがいました。
別種かな?




ほうれん草の圃場を整備していたら、
オケラを発見しました。
オケラを見るのは久しぶり。
可愛いです。
昆虫の定義の範囲内で、めいっぱいモグラに似せた感じです。

ちなみに、「ミミズが鳴く。」という迷信を聞いたことがありますか?
夏の夜に、「ジーーーーーー」 と聞こえる、あの音です。
僕も確かミミズの鳴き声だと教わった気がして、それを鵜呑みにしていましたが、
あの鳴き声の犯人は、ミミズではなく、オケラなのだそうです。
とはいえ、自分でそれを確かめたわけではないので、偉そう言えませんが。

2010年10月24日日曜日

富士急ハイランド、木曽駒ケ岳

土曜日は、僕が所属している平島田地区のソフトバレーボールチームの皆さんと、
秋の遠足で富士急ハイランドへ!
快晴で絶好の行楽日和。

いきなり、フジヤマにチャンレンジしました。
松下さんファミリー↓


なんとか無事生還しました。↓


その後、グループが分かれ、我々精鋭部隊は、エエジャナイカにチャレンジ。↓

その後は、鉄骨番長↓

その他2つ。

とにかく、ぐるぐる回された1日でした。

ちなみに、富士急ハイランドには、正義の味方じゃないヒーロー、「ハイランダー」がいます。
こいつらは、何の役にも立たない人たちです。↓


でも、ハイランダーといい、アトラクションのネーミングといい、全体の雰囲気作りといい、
富士急らしさ、日本らしさをちゃんと戦略的にプロデュースしているところに感心しました。
なんかB級に徹しているところがスバラシイ。

最後は、松下ファミリーと記念写真。


さて、この日の朝、富士急ハイランドに行く途中の高速道路から見た山が紅葉しているようだったので、翌日曜日は、山登りをすることに、急きょ決定。僕だけね。
山の名前も知らなかったのですが、家で調べたら、
木曽駒ケ岳という有名な山で、なんと標高2600メートルまでは、ロープウェイで行けちゃうみたい。
楽勝だ。

日曜日は、早起きして五時半出発。
天気予報は昨夜発表の予報よりも、天気の悪化が速まっている感じなので、早めに登って降りてしまうことにしました。

8時にはリフト上、千畳敷カールに到着。
この辺の山の紅葉は、主にシラビソの紅葉で、ヤマブキ色っぽい感じの淡い紅葉で、沢筋や斜面の所々に、ナナカマドやモミジ類など、鮮やかな赤や黄色の紅葉が混じります。でも高標高部は、トウヒやコメツガが多いので、意外と緑です。ちょうど千畳敷あたりが樹林限界。

千畳敷から、宝剣岳と木曽駒ケ岳をアタック。
標高3000mに迫る山々ですが、ロープウェイのおかげで、ノリとしてはハイキングです。
ただし、宝剣岳付近は、さすがに切り立っているので、落ちれば死ねそう。 ↓

木曽駒ケ岳の頂上で、蕎麦どん兵衛食って、下山しました。
山で食べるカップ麺は、美味い。

考えてみれば、土日ともに怖いところに行ってきたことになります。
エエジャナイカと宝剣岳と、どっちがこわいのかな。
遊園地のほうが、安全ベルトとかがある分、死ぬ可能性は低いから、宝剣岳のほうがこわいのかな。でも宝剣岳よりエエジャナイカのほうが怖かったです。

おわり

2010年10月21日木曜日

干し柿の準備、ふるさと通信

今日のお仕事は、
午前中、ほうれん草播種。
午後は、市田柿を干すための、櫓づくり。
ここは育苗センター。春は水稲の苗作りをします。
冬の間は、柿を干すのです。


さて、同期の隊員の皆さんのところに、ふるさと通信はとどきましたかな?

(ご存じない方のために、)
これは、 各地に散らばった隊員が、毎月当番制で発行する、活動報告&ふるさとPR便り、みたいなものです。
泰阜村は、5月号と10月号の担当です。

作成前に、通信に載せる素材を集めてみたのですが、
僕たちの活動っていうのは、写真にしちゃうとイマイチ派手さに欠けたり多様性に乏しかったり、、、
ということで、ちょっとさびしいかな、、、とも思ったのですが、
この半年の活動は、考えながら工夫しながら作ってきた活動だったんじゃないかな、と思いなおして、
活動を通して、発展したり展開があったりしたようなことに焦点をあててまとめました。

興味のある方は拡大してご覧くださいまし。

ちなみに、印刷物は両面印刷でして、
オモテ面は、相方のくっす~氏が担当たので、僕の手元にデータはありませんが、
オモテ面の左上半分ほどが、氏のブログに掲載されていますので、そちらもどうぞ。

2010年10月20日水曜日

五平もちの集い@栃城

今日は、栃城で、五平もち作り。
社協さん主催かな。僕は一参加者でした。

栃城は、村内でも特に辺鄙な場所です。
まさに、山奥↓

まずは、くるみ割り。金槌で手をぶたないように注意。↓

くるみをすりつぶします。
すりつぶしたら、お茶、砂糖、塩を加えます。酒を少々加えてもいいみたい。
 アマゴも焼く準備を進めます。
栃城は、豊富な沢の水を利用して、アマゴの養殖をしているのです。


五平もちは、専用の型で形を整えます。
串は平べったい必要があります。丸い串は絶対NG。


みんな、なんやかんや作業をします。
僕も写真ばかり撮影していたわけではありません。

 焼けた。いただきます!

途中、何人か偶然の来客があり、皆、
「良いところに来ちゃったな~」 などと言って、
五平もちやアマゴを食べてはひとしきりおしゃべりして、
用事を済ませて帰って行きました。
なんとも田舎らしい光景。

みんなで記念写真。みなさんスマイルです↓

別件で帰りに立ち寄ったお宅のすぐ裏の斜面には、
謎の洞穴が。
これは戦時中の防空壕なのだそうです。
こんな山奥にまで空襲されたんだな。


2010年10月19日火曜日

おうちゃく君1号、生き活き通信

今日は、新商品の話題をお届けします。

この農業機械は、ほうれん草の圃場の地ならしと鎮圧を同時に行うことができるすぐれもので、

耕運機の抵抗棒の部分にレイキ(トンボ)をつけ、さらにその後部に転圧ローラーを取り付けたという、何ともローテクな機械であります。

これにより、今まで手作業でやっていた2つの作業が、一挙に機械でできるようになりました。
というわけで、この機械は、「おうちゃく君1号」と命名されました。↓

おうちゃく君1号でこしらえた3本のうね。
左が最初に耕作した畝。くねくね曲がっています。
右に行くに従って、だんだんましになってきました。↓


まあ、大規模産地ではとっくに機械化されている作業だとは思いますが、
ここでは、地道な下積み作業から創意工夫の日々です。
何事も下積みが大事ッテコトデスカネ

今月号の「生き活き通信」を配信します。

これは、毎月、村民の皆さん宛てご送付しているものです。

今月号は、

「ウチにも来たぞ、協力隊!」という一言を伝えたかったので、
それを大きい字にしてみました。

上記の言葉は、先日お手伝いをした稲伏戸の農家さんが下さった言葉です。
月曜日。

泰阜村戦没者並びに開拓犠牲者追悼式でした。
準備から片付けまでお手伝い。
式典にも参加しました。

大戦時、泰阜村からは、千余名が泰阜村分村建設のために
満洲に渡ったのだそうです。

しかし敗戦、敗戦後の混乱により、多くは帰国することができませんでした。

聞き間違いでなければ、
昨年か一昨年、泰阜村満蒙開拓団生存者のうち、最後の1名が帰国されたそうです。
聞き間違いだったら訂正して下さい。

ある資料によれば、泰阜村は貧しく、
県内から最も多くの開拓団を送りだしたのだそうです。

戦後65年経ち、
「65年前のことなど想像も及ばないほど豊かになったね」
という話を、懇親会の席でしました。

黒見のお祭り

日曜日。

この日は黒見のお祭りでした。

村全体のお祭りではなく、集落単位で行われるお祭りです。
(ちゃんとは聞きそびれましたが、)いわゆる収穫祭的な意味合いだと思います。
お祭り、といっても、お宮さんで何か神事があって、
その後飲み会をする、というシンプルなもの。
参加者も、十数名と少なめ。昔はもっと多かったんだと思いますが。
でも、それはそれで、ちゃんとしたお祭り。
村長だってお祝いに駆けつけます。

興味深いのは、
この場で、村長と地区住民が、多少お酒を飲みながら、
あの道はどうしようとか、住宅地はどこがいいか、とか、
いわゆる村づくりの話をざっくばらんにしていた点です。

小さい村の良いところ、かもしれません。

最後は万歳!で締めくくり。
皆さんの見事な万歳っぷりを見てください。
万歳のお手本であります。

真ん中の方が村長さんです。

2010年10月17日日曜日

こんにゃく芋を掘る、キノコ

今日は、こんにゃく芋掘りのお手伝い。

ここの農家さんで作っているのは、在来種のこんにゃくで、
現在の大産地で作っているアカギオオダマという品種に比べて味が濃くて美味しいんだそうです。
ただし、成長が遅く、病気にも強くないのが欠点。
今は作りやすく儲かりやすいアカギ~が主流になっているようです。

これが、実際にこんにゃくにするサイズの芋。↓

知らなかったのですが、こんにゃく芋というのは、植えて1年で収穫するわけではなく、4年くらいかかるのだそうです。つまり上の写真は、植えてから4年後の芋。

機械で掘り起こして、

芋を拾います。


これが地上部と芋のセットですが、この季節にはすでに地上部はほとんど腐って朽ちています。

収穫した芋は、干します。↓
右のでかいのは、今年食べます。
左端の小さいのは、また来年植えます。


ここ(万場)の場合は、冬季に芋が凍ってしまうため、毎年芋を冬前にこいでは翌春にまた植える、という方法をとっていますが、同じ村内でも梨久保などは、冬も凍らないため冬も植えたまんまでいいんだそうです。

さて、芋掘りが早めに終わったので、キノコ狩りに連れて行ってもらいました。
収穫したキノコは、イクチ、ハゲタケ、ズッコンボウ、カワタケ、オショウニンでした。

下の写真は、食える食えない関係なく、適当に撮影した写真ですので、
下の写真を見たから、それは食える!とは決して思わないでください。




2010年10月12日火曜日

今日は秋晴れ、運動会

今日は秋晴れ、村民運動会。

綱引き、パン食い競争などの定番種目の他、
一線延長、じゃんけん貯蓄など、この村の運動会で初めて知った種目も多数。

僕は、じゃんけん貯蓄、メドレーリレー、班対抗リレーに出場。
リレーでは、それぞれ2位を1位に、5位を4位に押し上げました!!

でも運動会は、勝敗はともかく、周辺の集落と一緒になって、
ワイワイ応援したり昼ごはん食べたり、、、
というのが、楽しいですね。